約 3,886,946 件
https://w.atwiki.jp/therays_ua/pages/91.html
イノセンスR/アンジュ 魔鏡技/術技魔鏡 鏡装 ★3~4装備 運用例魔鏡 術技 立ち回り 魔鏡技/術技 魔鏡 種類 魔鏡技 属性 MG 備考 報酬 天翔光波刃 光 100 通常 紅翼熾天閃 光 100 中央ターゲットで3体撃破可能。攻撃範囲がギリギリなのか、敵のサイズによっては漏れる場合がある。(ニンジャマスター×3等) 季節 蝶翼紙天照 光 80 麻痺付与。 クロスオーバー デッドオン・ストラテジー 水光 100 鏡装 種類 術技/秘技 属性 備考 第1 ホーリークロスセイクリッドクロス 光 第2 瞬迅閃烈破帰刃閃摂破 光 移動・すり抜け技。術連携時ダメージ軽減1000。 裏 聖煌輪セインツマーチング 光 バーストリミッツ 空襲刃月閃襲追刃 光 移動・すり抜け・着地技。単体だと移動距離は短い。 ★3~4装備 術技 属性 備考 光波刃 光 ヒール 無 閃光翔 光 移動・すり抜け技。 リザレクション 無 光波連刃 光 レイ 光 運用例 魔鏡 装備 魔鏡技/霊装魔鏡技 備考 メイン魔鏡 蝶翼紙天照 サブ魔鏡 紅翼熾天閃 術技 術技/秘技 備考 ホーリークロスセイクリッドクロス 秘技枠。 瞬迅閃烈破帰刃閃摂破 秘技枠。移動・すり抜け技。 空襲刃月閃襲追刃 秘技枠。移動・すり抜け・着地技。 閃光翔 移動・すり抜け技。 立ち回り 閃光翔と空襲刃のセットや瞬迅閃烈破で移動しながら攻撃。 秘技は主にセイクリッドクロスを使用し、即座に攻撃したい時は帰刃閃摂破を使用する。 紅翼熾天閃は3体撃破可能だが敵によって漏れることがある。 対雑魚に魔鏡技を使う場合は何回か試してどのパターンだと漏れるかある程度把握しておく。
https://w.atwiki.jp/syugyou/pages/123.html
総資産100億兆ジンバブエドルといわれている世界最大のヅラ屋 『組織』から声帯兵器や能力者を買いこんでいて その軍事力は一大国をゆうに超す 組織の資金源になっているためレジスタンスから敵視され また、力をつけすぎたため組織からも警戒されている イノセンス一族が経営を独占している 役員 イノセンスキモハゲ イノセンスレス遅 イノセンスマイナス イノセンス盛岡 イノセンスX イノセンスD14 イノセンスふーみん イノセンスまぐ イノセンス慟哭 イノセンスメシ イノセンスMr勇み足 イノセンス㈲梨香 イノセンス鶴屋 イノセンスBIN イノセンスCZK イノセンスマイナス イノセンスがちゃ 戦闘員 イノセンスおたんちん イノセンスモトモリ イノセンスフェムト イノセンスVitz イノセンスむに イノセンスマイナス 料理課 イノセンスところてん 相撲課 イノセンス横綱 葬式課 イノセンス住職 教育課 イノセンスYUBA イノセンスロジャー 犬課 イノセンス蜜犬 イノセンス割引犬 移動用 イノセンス36号車 下ネタ処理課 イノセンスキンクマ ネガティ部 イノセンスコザケン
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/14746.html
防具:イノセンス 鎧 ガード クローク 胴着 ギルドクエスト専用防具 鎧 ルカ、スパーダ用の防具。全12種類。 名称 物防 術防 買値 売値 ランク アビリティ アビリティ効果 入手方法 オートクチュール 10 7 20 - - - - 他:ルカ初期装備 レザーメイル 19 13 100 - - - - 店:レグヌム チェインメイル 36 25 360 - - - - 店:ナーオス シルバーメイル 48 34 660 - - - - 店:アシハラ シルバープレート 60 42 1000 - - - - 店:ガラム バトルスーツ 78 55 1720 - - - - 店:ガルポス ナイツアーマー 96 67 2580 - - - - 店:マムート ミスリルメイル 132 92 4860 - - - - 店:テノス ゴールドアーマー 180 126 22700 - - - - 店:サニア村 マム・ベイン 216 150 - - - - - 拾:ギルド管轄区域 フロギストメイル 244 182 100000(GRADE) - - 防御上昇 防御+5% ギ:ナーオス プリズムメイル 237 188 100000(GRADE) - - 落下お金増加 ドロップガルド増加 ギ:ガラム ▲ 防具:鎧(TOI)を編集 ガード イリア、リカルド用の防具。全12種類。 名称 物防 術防 買値 売値 ランク アビリティ アビリティ効果 入手方法 レザーガード 7 6 20 - - - - 他:イリア初期装備 チェインガード 14 12 60 - - - - 店:レグヌム スケイルガード 30 26 320 - - - - 店:ナーオス シルバーガード 41 35 580 - - - - 店:アシハラ バトルガード 50 43 850 - - - - 店:ガラム ナイツガード 60 51 1220 - - - - 店:ガルポス ロイヤルガード 79 67 2120 - - - - 店:マムート ミスリルガード 102 87 3540 - - - - 店:テノス プリンセスガード 192 165 - - - - - 拾:ギルド管轄区域 レアガード 162 138 22350 - - - - 店:サニア村 テクタイトガード 217 200 - - - ダッシュ 移動速度上昇防御-5% ギ:アシハラ オーダーガード 224 194 - - - 業師の技法 スタイルポイント+20% ギ:マムート ▲ 防具:ガード(TOI)を編集 クローク アンジュ用の防具。全12種類。 名称 物防 術防 買値 売値 ランク アビリティ アビリティ効果 入手方法 クローク 6 7 20 - - - - 他:アンジュ初期装備 ホワイトクローク 12 14 60 - - - - 店:レグヌム シルククローク 22 26 220 - - - - 店:ナーオス フェザークローク 30 36 440 - - - - 店:アシハラ マジッククローク 37 44 660 - - - - 店:ガラム シルバークローク 48 58 1120 - - - - 店:ガルポス ミスティクローク 66 79 2080 - - - - 店:マムート ドルイドクローク 77 92 2840 - - - - 店:テノス ミスリルクローク 120 144 17300 - - - - 店:サニア村 エルダークローク 150 180 - - - - - 拾:ギルド管轄区域 クイーンクローク 180 180 - - - - - 拾:ギルド管轄区域 ジュエルクローク 203 218 100000(GRADE) - - 吸い上げ ドロップアイテム遠隔回収 ギ:ガルポス ▲ 防具:クローク(TOI)を編集 胴着 エルマーナ用の防具。全11種類。 名称 物防 術防 買値 売値 ランク アビリティ アビリティ効果 入手方法 白帯の胴着 10 8 40 - - - - 他:エルマーナ初期装備 ジャージ 17 14 100 - - - - 店:レグヌム カラテカの服 30 25 300 - - - - 店:ナーオス 真紅の胴着 43 36 620 - - - - 店:アシハラ 刺繍胴着 56 47 1060 - - - - 店:ガラム 黒帯の胴着 72 60 1720 - - - - 店:ガルポス チャイナドレス 94 78 2940 - - - - 店:マムート 鳳凰の衣 114 95 4340 - - - - 店:テノス 銀狼の闘衣 156 130 20300 - - - - 店:サニア村 黄龍の闘衣 186 175 - - - - - 拾:ギルド管轄区域 神仙の法衣 210 212 100000(GRADE) - - 癒しの翼 HP回復術技の効果増加 ギ:テノス ▲ 防具:胴着(TOI)を編集 ギルドクエスト専用防具 ギルドの依頼で使用することになる防具。全20種類。 依頼を受けると強制的に全員に装備される。 名称 物防 術防 ランク アビリティ アビリティ効果 入手方法 早口の護服 12 10 - 古語詠唱 術の詠唱時間-20%最大HP-50% 依:rank1 やる気ゼロの鎧 18 15 - 能力衰退 攻撃・知性-30% 依:rank1 舞踏会用のドレス 24 20 - 跳躍前 前ステップ延長 依:rank2 皮ツナギ 30 25 - - - 依:rank2 レインコート 36 30 - 気配消し 敵の発生が減る 依:rank3 巡礼用のローブ 42 35 - リジェネ HP自動回復 依:rank3 打たれ弱い鎧 48 40 - ハンデ 全能力-20%獲得経験値+10% 依:rank4 防弾チョッキ 54 45 - 防御上昇 防御+5% 依:rank4 ストーンアーマー 60 50 - 石化防御 石化無効化40% 依:rank5 当世具足 66 55 - イダテン 移動速度上昇最大HP-15% 依:rank5 レジストローブ 72 60 - 術抵抗 術ダメージ-20% 依:rank6 星の光ドレス 78 65 - 会心の心得 クリティカル率+40% 依:rank6 獅子王の鎧 84 70 - ハンデ2 全能力-40%獲得経験値+15% 依:rank7 親衛隊の軍服 90 75 - 攻撃の代償 攻撃+5%知性-10% 依:rank7 大魔導師のお古 96 80 - - - 依:rank8 消防隊の耐火服 102 85 - 防御の代償 防御+5%敏捷-20% 依:rank8 よれよれのコート 108 90 - ハンデ3 全能力-60%獲得経験値+20% 依:rank9 クラウンスーツ 114 95 - エスケープ 逃走までの時間を短縮 依:rank9 返り血の鎧 120 100 - HPの代償 最大HP+20%最大TP-50% 依:rank10 ライブ用のハッピ 126 105 - ハンデ4 全能力-90%獲得経験値+25% 依:rank10 ▲ 防具:ギルドクエスト専用防具(TOI)を編集
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/646.html
次の日、バスから降りると誰かに話しかけられた。 「おはよう、秋山さん」 「あ……」 話しかけてきたのは、××さんだった。 ここ最近いつも私と律の会話に入ってきて、理学部の子の言伝を伝えてくる××さんである。 昨日律をカラオケに誘っていたのもこの人だった。いや、昨日のはあのメンバー全員か? 私はこの人に何度も会っているけど、実際に二人だけで話したことはなかった。 名前もお互い知っているのに、呼び合うような仲でもない。 実際私にとって、律以外の誰かを名前で呼び合うような間柄の人は誰もいないのだ。 バス停からは約徒歩五分ほどで大学に到着する。 律はいつも大学のロビーで私を待っていてくれるので、すでに先に行っているだろう。 私は××さんと一緒に、大学までの道のりを歩くことになってしまった。 なぜこの人がバス停で私を待ってくれていたのかわからない。 彼女は私と並んで歩きながら、話題を吹っ掛けてくる。 「……秋山さんは、田井中さんの事どう思ってる?」 「えっ?」 どうしていきなり律の話題が出るんだ。 「ど、どう思ってるって……」 突拍子もない話題。関連性のない話題。 ここ最近毎日律のことで頭や胸が詰まりっぱなしだった私は、余計にその話題が提示されたことに反応してしまった。 ドキッとして、変な声を出してしまう。 それよりも、この人はいつも律のことをりっちゃんと呼んでいたような。 それなのになんで今は田井中さんなんだ? 別にりっちゃんでも律だとわかるのだけど。 私がそのようなことを考えていると、その考えを汲み取ってか彼女は言った。 「……秋山さんは、私たちが田井中さんのことを馴れ馴れしく『りっちゃん』と呼ぶのはあまり快くはないんじゃない?」 言われてみれば、図星だ。 「……そう、ですけど」 「だから秋山さんの前では田井中さんって呼ぶね。 そりゃ彼女は『りっちゃんって呼んでくれ!』って言ってたわけだから私は彼女の前ではそう呼ぶのだけど」 私はそんなこと、言われていないぞ。 でも『りっちゃん』より、『律』と呼び捨ての方が距離が近い感じがして私は好きだった。 もし私と律がもっと幼い時に出会っていたら、律のことをまずはりっちゃんと呼んでいたかもしれない。 それで、段階を踏んで呼び捨てになっただろう。 彼女は楽しそうに話している。 人見知りの激しい私をおいてけぼりにしているのかよくわからない。 でも律の話題は一応、私にだって話せた。 それにしても、私の気持ちを汲み取れるなんてすごい人だと思った。 「質問を戻すわね。秋山さんは、田井中さんをどう思ってるの?」 「……意味が、よくわからないんですけど」 どう思ってるって? それはどういう意味なんだろう。 友達っていう関係の事? 優しい奴だとかかっこいいし美人だとかいう外見的な私の評価? どれをとったって『私が律をどう見ているか』『どう思っているか』の項目にあてはまるだろう。 彼女の意図しているのはどれなんだ。 「そうね曖昧ね……うーん」 「……」 「田井中さんの事、好き?」 直球すぎて、私は頭を殴られたような気がした。 「すっすす好きって……?」 「恋愛感情としての、好きかってことよ?」 「れ、れんあい……」 聞き慣れない単語に、私は狼狽した。 れんあいかんじょう? すき? 私は今まで友達もいなかった。まして恋愛など一度もない。 だから私にそんな気持ちがあったとしても、それが果たして恋愛感情で、相手のことを好きであるという気持ちなのかの判別さえ付かないのだ。 だから彼女の質問だけで、はい、いいえの判断は自分ではできなかった。 「……わかりません」 「ふうん……」 私がそれだけ返すと、彼女は納得したように頷いた。 そして思いついたように人差し指を立てた。 「じゃあいくつか質問するね。それで私が、秋山さんの田井中さんに対する感情が一体何なのか判断してあげる」 なぜそこまでするのだろうか。 時折彼女がとても楽しそうにするのが、まるで私の苦しみみたいなものを楽しんでるかのように思えてちょっとだけ複雑な気持ちだった。 多分彼女に悪気などないのだろうけど……でも、ただでさえ最近律のことで頭が混乱しているのに。 私のそんな思いとは裏腹に、彼女は意気揚々と口を開いた。 「第一問。田井中さん話すのは楽しい」 「……」 「はいかいいえで答えて」 彼女は人差し指――多分第一問という意味――を立てたまま、少しばかり不敵に笑った。 私はといえば第一問目から答えにくくて喉が詰まった。 話すのは楽しい。 それを頭で考えるとなると、簡単に律と会話している自分や光景が頭に浮かんだ。 出会ってからまだ十カ月程度だけど、たくさん話をした。 最初は大変だとか苦手だとか思ってたかもしれないけど、でもいつからか律と話すのは……。 「……はい」 「はいということは、楽しいというわけね」 確認まで取られた。私はすごく恥ずかしかった。 「……念のために言っておくけど、私が秋山さんと話したことは二人だけの秘密ね。 この会話の内容とか、秋山さんの質問の答えなんかも絶対に誰にも言わないから」 彼女はまた私の意志を汲み取った。 私は、自分の『律と話すのは楽しい』という答えが彼女を通していろんな人に伝わってしまうのではないかと一瞬だけ怖くなった。 もしかしたらその怖いという思いが表情に出てしまっていて、彼女はそれを読み取っただけなのかもしれない。 どちらにしても、他言しないというのは安心した。 しかし一体この質問に何の意味があるのだろう。 私の、律に対する感情が何なのか判断する……。 律のことを考えると胸が痛いとか、そういうものの原因がわかった時、私は平静でいられるのかな。 「第二問……の前に、大学に着いちゃったようね」 え? と前を見ると、すでに大学が目の前にあった。 彼女の質問は終わりなのだろうか。それはよかったかもしれないけど、でもこの感情が一体何なのか気にならないわけでもなかった。 だから逃れられたのは安堵する半面、まだ解消しきれていない不安が中途半端に残っている底気味の悪い感覚も胸に渦巻いている。 「秋山さん。昨日、私が田井中さんをカラオケに誘ったの覚えてるわよね」 「……うん」 またしても脈絡のない質問に私はそれしか言えなかった。 彼女はまだ微笑んでいる。 「どう思った? これが第二問よ」 「――」 私は。 律が彼女にカラオケに誘われてて――もちろん二人っきりでではなく、律が大学に入って最初に仲良くなった数人のメンバーで行こうという意味だ。 律が他の誰か数人とカラオケに行かないかと誘われた時、私は……。 律に嫉妬した、ような気もするけど。 わからない。 でも、どうしようもなく不安になって。 律が離れていくような、律は私をどうとも思っていなくて、特別だとも何とも思っていないんじゃないかって。 変に律に対するモヤモヤが強くなった。それが何かもわからないまま。 律に対して、モヤモヤしてたのか。 それとも……。 私は戸惑ったまま返事をする。 「……胸が痛かった」 「――それよ! 聴かせてくれてありがとう」 彼女は何が聴きたかったのかわからないけど、それで満足したようだった。 そして掌を合わせて、謝るような仕草をした。 「昨日は田井中さんをカラオケに誘っちゃってごめんね」 なぜそれを私に謝るのかよくわからない。 「実はね、昨日田井中さんをカラオケに誘って、私はこっそり抜け出して秋山さんと二人でお話しするつもりだったの。 あなたたち二人を見てると、とても楽しいのよ」 私たちを見ていると楽しい? それはどういうことなのだろうか。私はまだ彼女の事を――まだ、というよりこれからも知る必要はないのかもしれないけど…… 一体何が彼女を楽しくさせるのか見当もつかないぐらい知らないのだ。 赤の他人と言っても差支えないぐらい、私と彼女は交流がないのだから。 しかしどういうわけか、彼女は私の反応を楽しんでいるようだった。 本当に彼女はわからない。 さらには、昨日律をカラオケに誘ったのは、『律をカラオケに誘いたかった』からではなくて、『私と二人で話そうと思ったから』らしい。 ますますよくわからなくなってしまった。どうして私と二人で? 交流もあまりないのに。 しかもさっきから私と話したのは律の事じゃないか。 「なんで私と、二人で……?」 「うーん、まあ簡単に言うとね。いつも秋山さんは田井中さんと一緒にいるでしょう? だから、秋山さんに『田井中さんをどう思ってるか』みたいな話が、田井中さんと一緒だとできないのよ。 だから、カラオケに田井中さんを誘ったら、多分あなたは行かなかった……そうなると秋山さんは一人で帰らなきゃならなくなる。 私はその秋山さんが一人の時に、二人で話したかったの」 そこまでして、私と話したいのはわかったけど。 でも、結局二人になって話したのは『律』のことだった。 それがまだ引っかかったままだった。 「でもさすが田井中さんね……まさか断るなんて」 律は、友達のメンバーとカラオケに行くことを断った。 その理由を、澪がいないとつまんないと言ったのだ。 私はそれが、嬉しかったのかもしれない。 でもその嬉しさと同じぐらい、カラオケは断ったくせに理学部の子との食事会は行くのかって怒りみたいなのもでてきて。 それで、律にちょっとだけやつあたって……喧嘩にはならなかったけど、でもいつもより少しだけ気まずくなった。 それがたまらなく嫌でもあった。 「どうして、田井中さんがカラオケを断ったかわかる?」 「……」 もう少しで大学の正面玄関。 それでも、彼女は質問してきた。 これが、最後の質問なのかな。 「私がいないとつまらないって、律は」 「――さすが田井中さんね。つまりそういうことよ」 「えっ?」 「それじゃあ私、友達待たせてるから。それに、私と秋山さんが一緒に玄関に入ったら田井中さんがいい思いしないし」 「えっと、どういう……――」 「それじゃあね。頑張ってね秋山さん」 彼女は手を振って、一足先に玄関に入って行った。 頑張って。 私は、何を頑張ればいいんだろう。 彼女は一体、私に何を頑張ってほしいんだろうか。 私には、まだ何もわからない。 ■ 「おはよ澪」 正面玄関と入っても、別に高校みたいに下駄箱やロッカーがあるわけでもない。 ただ大学の正面の入口というだけだった。 大学の受け付けや、自動販売機もあったりしてちょっとした休憩所も兼ねている。 少し高さのある天井はまるで病院のロビーのようだと律は言っていた。 律は入ってきた私に、いつものように挨拶をしてくれる。 しかし、私はいつも通りではなかった。 さっきまでの××さんとの会話が、尾を引いていたのだ。 それは悪い意味なのか良い意味なのかもわからない。 でも私は確かに、彼女と『律』についての会話をした。 『田井中さんの事、好き?』 『恋愛感情としての、好きかってことよ?』――。 こんな質問が、頭の中を駆け巡っていた。 律の顔を見た途端、またその質問は――私の心が真っ白な空間だとしたら、大きな文字でその真っ白な世界に書き出されたような。 その文字が、思いっきり心に叩きつけられて、それがくっついてとれないような。 そんな質問が、浮かんで。 律の顔を見て。 なんて形容したらいいのかわからないぐらい、顔が熱くなった。 私は律の顔が直視できなくて。 これ以上律を見ていたら、私が爆発しちゃうんじゃないかってぐらい体中がどうしようもないくらいそわそわして、熱くなった。 私は俯いて、顔を見せないように言った。 「……おはよう」 「ん? なんで下向いてんだ?」 お前の顔を見たくないからだよ馬鹿。 見たいよ。そりゃ、律の顔。見てたら楽しいから。 ××さんに答えたように、律と話すのはとても楽しい。 話すためには、顔を見なきゃいけない。 いつも通り、講義大変だなとか課題どうとか、そういう他愛もない話をするためにはやっぱり律と顔を合わせなければいけないよ。 そんなの今まで普通にやってきてたし、そんなの当たり前だった。 だけど今はできなかった。 どうしてかって。 律の顔を見たら。 私は、変になる。 心臓がバクバク鳴って。その音だけで何にも聞こえなくなるぐらい。 私は、おかしい。 おかしいんだ。 律を見たら、私は変になるんだ。 「おい澪ー? 顔あげろよ」 「う、うるさい……とにかく行くぞ」 私は極力律を見ないように、歩きだした。 下を向いているのではなく、右隣に律がいるから、そっちを見ないように左側の方向ばかりを見ながら。 廊下に移り変わっても、私はとにかく律を見ないことだけを注意していた。 「おーい澪。何? 顔に怪我して見られたくないとか?」 いつまでも律は、私が目を合わせてくれないことについて怪しく思っているようだった。 私だって、律と顔を合わせれたらいいだろうけど。 でも、今日の私は途轍もなく変で、もう何を言っちゃうかわからない。 「違う……」 「じゃあなんでこっち見ないんだ? もしかして怒ってたり?」 私が律の何を怒らなきゃいけないんだ。 理学部の子との食事を了承したことか。 思いつくのはそれしかなかった。 結局、私は……そればっかりだ。 やっぱり、行ってほしくないと思ってるんだな私は。 それを言わないのも、逃げだけど。 なんで、行ってほしくないんだ? それは自分の感情なのに、答えが出せない。 律が食事に了解を出した時、なんで私はモヤモヤしたんだよ。 わからない。 わからないよ……。 「澪、昨日からなんかおかしい」 律の顔は見えないまま、律は静かにそう言った。 「……食事会はなんで断らなかったんだとか。昨日から言ってること、よくわかんないとこがあるし。 今日もさっきから、なんか変だしさ」 律の声は、さっきよりも明るくなくて、だんだん細くなっていった。 私たちの足音は、廊下に共鳴している。 少しの沈黙。 痛い沈黙。 私はどうすればいいんだ。 まだ胸の高鳴りが収まらないんだよ。 が。 「こっちを見ろ澪ー!」 律はあろうことか私の肩を掴み、無理やりこちらを向かせたのだ。 ドラマで見た、キスする直前みたいに。 律は私の両肩にそれぞれ手を置いて。 まじまじと私の顔を見た。 「別に変なとこないぞ……?」 律はどうやら、やっぱり私の顔に怪我か何かしたからそっぽを向いていると思ったようだった。 さっき違うって否定しただろ。信じてなかったのかよ。 それよりも。 律の顔が、目の前にある。 目の前に。 綺麗な瞳が、無邪気な顔が。 目の前に。 『田井中さんの事、好き?』 『恋愛感情としての、好きかってことよ?』――。 頭の中で、火花が散った。 やめて。 もう、私を変にしないで。 心臓が跳ね上がったり、顔が熱くなったり。 なんでそんなことになるんだ? 私、どうしちゃんだんだろう。 何にもわからないくらい、体中が熱いよ。 律を見てると、胸が痛いよ。 でも、それと同じくらい胸がいっぱいになって。 一人で帰ったって、夜になっても。 ずっとずっと律の事考えてる。 おかしいんだ。 どうなっちゃったんだ。 律律律律って。 もうずっと律の事ばっかりで。 体がうずうずして、落ち着かなくなったり。 律が、私以外の人と仲良くしてるの見て、怖くなったり。 律のことばっかりで。 私は、律を弾き飛ばした。 勢いよく律を押し飛ばしたから、律は床に尻餅をついてしまう。 私は、もう沸騰してしまいそうな顔を隠すために。 そして、この高鳴りすぎて爆発しそうな心臓を止めるために。 何より私の『変』を止めるために。 駆け出した。 やめて。 もう私を変にしないで。 律は追ってこなかった。 私は初めて、講義をさぼった。 これが、 恋愛感情? ■ 2月10日 くもり どういうわけかよくわからないけど、澪に突き飛ばされた。 澪はすっごく赤い顔をしていて、泣きそうな顔もしていた。 それからどこかに走って行ってしまって、講義には来なかった。 私はよくわからないまま、ずっといつもの席で一人で講義を受けた。 入学して最初のメンバーも、澪はどうしたって聞いてきて。 私はわからないと言った。メンバーは、そっとしておいてくれた。 その日は、いつもより全然講義が頭に入らなかった。 私は澪に、何かしたんだろうか。 やっぱり食事会を断った方がいいんじゃないか。 そう思って××さんにやっぱり断ると言ったら、もう場所を予約しているらしい。 もう私は、私を好きだと言ってくれる子と食事をするしかなかった。 後悔した。その子には、申し訳ないけれど。 澪がそれに怒っているのなら、謝らなきゃいけなかった。 メールしたけど、返事はなかった。電話も出なかった。 寂しかった。 早く気付けよな澪も。 私の気持ちぐらいさあ。 第二部第一話|TOP|次
https://w.atwiki.jp/itmsanime/pages/986.html
【作品名】PS2用ソフト D.C.I.F. 〜ダ・カーポ〜 イノセントフィナーレ OP 【曲名】IF この世界で 【歌手】CooRie 【ジャンル】サウンドトラック 【価格】¥200 □■iTMS■□
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/647.html
私はサボったその日、すぐに家に帰って寝ていた。 家に帰ってきたのが午前九時半で、今は午後十時だった。 どうやらまるまる十二時間は寝ていたみたいだった。 お昼御飯も晩御飯も食べていない。 だけど全然食欲はなく、頭には律の顔が浮かんでいた。 (……律) 律。 私の、初めての友達。 今まで誰とも友達にならなかった、そしてなれなかった私にとって、初めての。 初めてあんなに人と話した。 初めて家族じゃない人とご飯を食べた。 一緒に授業を受けた。 一緒に買い物にも行った。 お互いの誕生日を祝った。 クリスマスも一緒にいて。 冬休みは、同じ地方だって知ってたから一緒に帰って。 それで、実家も近くだったから一緒に遊んで。 年越しも一緒で。 初詣も。 ずっと。 この一年ずっと、ずっと一緒だった。 律は友達がたくさんいるのに、いつも私と一緒にいてくれた。 私は律しか友達がいない。 律はたくさん友達がいる。 だけど律は、私といることを選んでくれた。 律は、私の寂しさを知っていたかもしれない。 知らなかったのかもしれない。 律が私じゃない誰かと一緒にいることが、私は嫌なのだと。 それを律が知ってたから、私と一緒にいてくれたのかもしれない。 そうじゃないのかもしれない。 でも、どっちでもいい。 律は私と一緒にいた。 どんな時も、一緒にいたんだよ。 だから、一緒にいられないのも怖いんだよ。 律のことを好きだと言っている、その子と食事をするって聞いて。 怖くて。 一緒にバレンタインを過ごせないのかなって、怖くて。 そしてもしかしたら。 律が私を放って、その子のところに行っちゃうんじゃないかって。 怖いんだ。 平沢さんと、律が話してる場面に出くわした時、怖くなった。 律が曽我部さんと元々知り合いだったと知った時、痛くなった。 律が誰かと一緒にいたりすることを想像する時、震えた。 私は、律に嫉妬してるんじゃない。 律と一緒にいる、私以外の誰かに嫉妬してたんだ……。 だけど律と一緒にいるのは、楽しいんだ。 話してるのは、楽しい。 だけど、それだけじゃなくて。 最近は律といたら、恥ずかしくって。 律の事見てると、可愛いなって思ったり。 律の体を変に意識しちゃったり。 エッチなこと考えたり。 笑ってくれたりすると、私はドキドキしてしまう。 律の隣にいて、一緒にいて、ご飯食べて、一緒に講義受けて。 一緒に演奏して。 名前を呼んでくれるだけで、痺れるんだ。 『澪』って、律の口から出るだけで、心が躍ったりするんだ。 一つ一つが、楽しいのに。 最近は、直視できないよ。 律を見ていたら、胸が張り裂けそうになるんだよ。 『田井中さんの事、好き?』 『私にとっても、澪は特別』 『澪』――。 『澪を一人にしたら悲しんじゃうだろうしなー』 『もっと早く出会いたかったな』 これが。 これが、好きってことなの? 律のことが、私は。 好き。 好きなんだ。 律のことが、好き。 律の顔を思い出すだけで、落ち着けなくなって高揚したり。 律が話しかけてくれるだけで、嬉しくて楽しくて。 律が他の誰かと仲良くしてて、胸が痛くなるのも。 一日中律のことを考えてるのも。 好きだから。 私は、律に恋してるんだ。 「律……」 律は、私の初めてをなんでも奪っていく。 今度も、奪われちゃったな。 初恋。 ■ 三連休だった。 今まで祝日は律と一緒にいたけれど、律を突き飛ばした揚句逃げた。 さらにメールも電話も無視した手前、少しだけいつものように律と会うのは居た堪れない。 だから今回の祝日三連休は律とは会わないことにした。 私は律に今ものすごく会いたい。でも、律は怒ってるんじゃないだろうか。 そう思ったのだ。 三連休の初日の今日は、建国記念日の十一日だ。 バレンタインまで、あと今日含めて三日。 十四日には、律は『理学部の子』と食事をするんだ。 もしかしたら、律との恋が成立してしまうかもしれない。 律に限って、そんなことはないだろうけど……。 でも二人がくっついてしまったらどうしよう。 信じてるけど、でも、怖い。 でも、どうしようかも全然思いつかなかった。 結局お昼の十二時までは、寝たり起きたりしていた。 でもやっぱり、律の顔は浮かんでくる。 それだけで胸は痛いのだけど、でもやっぱりふわふわした気持ちはするのだ。 (……詩) ふと、頭に浮かんだ。 私は文芸部で、詩を書いていた時期がある。 あの時は意味不明な、よくある言葉の模倣でしかなかった。 (……作詞) 今は『詩』ではなく、『詞』なのかもしれない。 一応、音楽やってるわけだから。 律とやってて、いつかは歌詞を書いてみたいと思ってた。 それが今、ふと思い出されたのだ。 私は、布団からのそりと出て勉強机に向かってみた。 適当なルーズリーフに、ペンを走らせる。 不思議なほどに、言葉が溢れてきた。 律を見てると、胸がドキドキする。 ふわふわしてるし、暖かい。 (君を見てると――) 好きって昨日自覚して、さらに眠れなくなって。 夜が切なくなった。 (好きになるほど――) もう少し私が勇気を振るえば、何かが変わるのかもしれない。 昨日みたいに、恥ずかしいから逃げるんじゃなくてさ。 (何かが変わるのかな――) でも、律を見るとやっぱり恥ずかしさで顔が真っ赤になりそうだ。 そうなると、普通に話すのはどう考えても難しい。 だからって段取り考えたって、それは全然自然でもない。 (全然、自然じゃないよね――) でも、話したら。 なんとか話せば。 その後は、どうにかなるよな。 だって律といるのは、楽しいし嬉しいから。 私に笑顔を、たくさんくれるから。 (どうにかなるよね) 「書けた……」 律の事考えてたら、律の事だけで歌詞が書けた。 これに曲をつければ、もう立派な曲になる。 もちろんバンドなんてないのだけど。 私はルーズリーフを机に置いて、それを見つめた。 ……恥ずかしい歌詞かもしれない。 律に歌詞を書いてみたよって言ったら、笑われちゃうかな。 それも、いいかもな。 タイトルは、どうしようかな。 「ふわふわ……タイム」 ふわふわ時間。 それはまさに、私が律と出会って送った日々のことだった。 律と恋人同士になりたい。 そんな想いは、どんどん膨れ上がっていた。 ■ 2月11日 くもり 澪、怒ってるかなあ。 メールもしたし電話もしたのに、応答がないってことはそうだよな。 今までずっと一緒にいたのに、バレンタインは他の子となんて。 私の馬鹿野郎。大馬鹿野郎だ。 最初に澪が行けばって言ったから、少し頭にきて。 澪の嫉妬が見てみたいななんて気持ちで受けるんじゃなかった。 「これでいいかよ」なんて煽ったけど、私馬鹿みたいだな。 いや、実際馬鹿だ。本当に馬鹿だ。 馬鹿律。マジで情けない。 でも下宿まで行ったら迷惑だろうな。 会いたいな。でも、そっとしておいた方がいいのかな。 ってか、澪の奴鈍感だよなー。 気付けって。私の気持ちぐらい。 澪、大好きだよ。 日記に書いても意味ねーよ私も。 戻|TOP|次
https://w.atwiki.jp/puzzlederby/pages/395.html
セントライト(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 地 - スタミナ 芝 S☆5 17 レベル スピード スタミナ 根性 1 176 468 59 75 702 2340 176 スキル/強化型 地のやすらぎ(ストーンと回復ブロックを地属性ブロックに変化)/- Lスキル/強化型 三冠の加速(1ターンで3属性以上で同時にアタックするとスピード2倍)/- 進化素材1段階 日本ダービー 優勝盾(地) 優勝盾(地) 優勝カップ(地) 進化素材2段階 皐月賞 日本ダービー 日本ダービー 菊花賞 優勝盾(地) 入手方法 パズダビチャレンジ ジャパントリプル
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/6791.html
作詞:電ポルP 作曲:電ポルP 編曲:電ポルP 歌:初音ミク 翻譯:kyroslee 純潔的未來之景 不可能的不可能的 那種事是不可能的 對啊對啊絕不會偏離軌道的 被無法看見的某物守護着 軟弱得要刻意賣弄自己是特別的 消失於虛幻之中的你的身影 今天伴隨被剪取下來的雲朵飄浮遠去 內心幻想出的是我們的空想 在這裹歡笑着的我們是永遠的 天朗氣清的藍天 分離失散 拜託了請不要消失啊 為這美妙的世界添上色彩的是 在這裹談起的未來的想像 天空遍染夕陽暮色 然而我卻不想回去 Panoramic blue 俯瞰而見的空中情景 「再見了」才沒有想過這竹木十土事 對啊對啊終結尚未看見 無法說出的某句話就那樣沒能說出 變作被拋棄了的未來的材料 沒精打彩地伸延着的街上的倒影 今天看起來是如此樣貌的只得我一人吧 將每當憶起 就會失去的空想 將變得無法相信的永遠 如此就連光輝亦逐漸遠離 創造出逃避的理由 從無恥的過去中浮現出的 是我那一直思慕的卑劣的妄想 天空滿佈夜色 我感覺快要崩潰似的 Panoramic you 想要馬上聽到你的聲音啊 一邊徘徊一邊思念着你 時間此刻亦理所當然地不斷流逝 明明我就無法與之抵抗 在身邊不斷消逝的時間之流 「這樣就可以了 這樣就可以了」 如此告訴自己得令人生厭 內心幻想出的是我們的空想 若然能像在這裹歡笑着一樣由心歡笑的話 拜託了啊 內心幻想出的是我們的空想 在這裹歡笑着的我們是永遠的 天朗氣清的藍天 分離失散 拜託了請不要消失啊 為這美妙的世界添上色彩的是 在這裹談起的未來的想像 天空遍染夕陽暮色 然而我卻不想回去 Panoramic blue 俯瞰而見的空中情景 請別消失 未来景イノセンス 作詞:電ポルP 作曲:電ポルP 編曲:電ポルP 唄:初音ミク 中文翻譯:Alice 未來景色innocence 沒啦沒啦那種事怎麼可能 沒錯沒錯我是不會脫軌的 被看不見的什麼保護著 和被「你很特別」所魅惑的這份軟弱 你的身影消失在虛幻之中 今天被切下拿走一部分 跟著雲一起飄走了 描繪出來的是我們的幻想 我們會在這裡笑著直到永遠啊 天空是如此清澈 卻如此遙遠 請無論如何都不要消失啊 將美麗世界上了色的是 曾在此處傾訴的未來想像 天空染上夕霞 卻不想回家 Panoramic blue 俯視而見的空中景色 "bye bye"之類的不考慮喔 沒錯沒錯終點還看不到啊 沒說出口的東西還是沒說 丟在一旁當作未來的素材 無精打采地延伸的街影 今天看起來像這樣的 大概只有我一個人吧 每當想起 就把弄丟的幻想 和變得無法相信的永遠 就算還閃閃發亮也逐漸遠離吧 來製造一個逃避的理由吧 從厚臉皮的過去中浮現的是 我曾羨慕過的卑鄙妄想 天空染上夜黑 我好像快被擊潰 Panoramic you 好想馬上聽到你的聲音啊 徘徊之餘想著 現在也理所當然地時間正流逝著 明明連踏步向前都做不到 在死纏不放的時間之流中 "這樣就好 這樣就好" 說給自己聽直到厭煩 描繪出來的是我們的幻想 如果能像曾在此處笑過一樣笑出來的話 就拜託了 描繪出來的是我們的幻想 我們會在這裡笑著直到永遠啊 天空是如此清澈 卻如此遙遠 請無論如何都不要消失啊 將美麗世界上了色的是 曾在此處傾訴的未來想像 天空染上夕霞 卻不想回家 Panoramic blue 俯視而見的空中景色 請不要消失
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5365.html
[ブルーローズイノセンス] 【ブルーローズイノセンス】 [Watchdog The Sleeper] ハイライト発生箇所 収録作品 ロング版収録 関連リンク ポップンミュージック 解明リドルズで登場した楽曲。 担当キャラクターはちせ(SP-1P解明)。 解明!M&N探偵社で獲得できるイベント隠し曲。 ブルーローズイノセンス / BEMANI Sound Team "TAG" BPM 145 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA 9 28 40 46 ハイライト EASY NORMAL HYPER EXTRA 7 7 7 7 スペシャルリドルズは一見分数の足し算かと思いきや、アルファベットに変換してTAGの関連曲を2曲プレイが条件だった曲。担当キャラも合わせて、jubeatで手掛けられたアルストロメリアの流れを継ぐ美麗なフュージョンナンバー。若干エレピよりもシンセ寄りなアルペジオのメロディラインだが、曲の終わりがアルストロメリアと似ていることからも伺える。曲名になっているブルーローズは、元々自然界には存在しなかった青いバラを指し意味も「不可能」「存在しないもの」だったが、10年以上をかけて2004年に開発を成功させたことから、「夢叶う」という花言葉が付けられたという経緯がある。この曲がポップンに登場してから3か月後に、TAGはコナミを離れた。 ハイパーはスライドを交えた16分乱打が頻発するため、あまり休みが無い印象を与える。同時押しが頻発するパートでゲージを稼ぎたいところ。後半の乱打に1+4同時が混じった部分に注意したい。EXは同作者のアルストロメリアと似たような譜面傾向で、密度が終始一定なので、Lv46相応の腕では一度崩れるとゲージが終始増減を繰り返しながら行き来するような展開になりがち。後半に差し掛かる前の同時3連打×3と1+2+4→4→5+9の配置難にも注意。 ハイライト発生箇所 番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA 1 2 3 4 5 6 7 収録作品 AC版 ポップンミュージック 解明リドルズからの全作品 解明!M&N探偵社で2021/06/03から出現できる曲として登場。 CS版 ロング版収録 (なし) 関連リンク アルストロメリア TAG#? 解明!M&N探偵社 楽曲一覧/ポップンミュージック 解明リドルズ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17910.html
● 「いただきます」 「……どうぞ」 私が手を合わせてそう言うと、澪は正座のまま身構えた。 私はテーブルの上の卵焼きを見つめる。 うん、色は悪くないんじゃないのかな。 私が普段作っているものより少しだけ焦げている気もするけど、まあそこまで酷いわけじゃない。 澪は口を閉じて、眉を寄せている。 私はその様子を気にしながら、卵焼きを一口。 舌触りは、普通。 味は――。 ……? なんだこれ。 ちょ、ちょっと待った。待て。えっと、なんだこれ! 「っ……うん、……おいしいよ」 「嘘だ。律、ちょっと変だよ」 「い、いやマジで。まずくは……ない……ただ――」 「ただ――何?」 詰問のように私を見つめる澪。 私は勢いに圧倒され、正直に返した。 「……味が」 「えっ?」 「悪いけど、卵焼きの味にしては……」 慌てながら澪は自分の分を食べた。パクパク食べて、咀嚼しながら首を傾げる。そして少しずつ真っ青になっていって、お茶を飲んだ。 それから少しだけ咳き込んで、溜め息を吐く。 「……いろいろやりすぎたかなあ」 「何かやったの? とりあえず卵の味があまりしないんだけど」 「醤油とか、砂糖とか、塩とか……いろいろ混ぜてみたんだけど」 うん、間違ってないけど。私も母さんに、卵を溶くときに醤油や砂糖、塩を少量混ぜておくとかよいと習っている。実際今でもその作り方だ。 「これ、醤油と砂糖の入れすぎじゃないかな。中途半端に辛いぞ」 「……ごめんなさい」 ずけずけと正直に言い過ぎたかな……澪はがっくりと肩を落として、シュンとしてしまった。 落ち込んだように瞼を下げる表情は、本当にショックだったんだなあと思った。 私はなんだかバツが悪くなって、明るく声を掛けた。 「でも全然食べれるよ! そんなにすっごいおいしくないわけじゃないじゃん」 「律に比べると駄目駄目すぎるよ……本当にごめん」 「そうじゃなくてさ……」 私はあまりの消極的な態度に言葉が出なくなってしまった。 取り繕う言葉はたくさん言えるだろう。おいしかったといえば、それは澪の喜びに繋がるのだろうか。 もうすでに、辛いという感想を言い終えている。 ここでおいしいと言ったって嘘だと澪は思うに違いない。 もっと落ち込むだけじゃないのか? そんな嘘だとか本当だとか。 私はそんなこと、どうでもいいのに。 「……でも、嬉しいよ」 「えっ?」 「……澪が一生懸命私に作ってくれたんだから、それだけで十分だよ」 私は卵焼きを食べ切った。辛さは喉に来るけど、でも慣れるとそうでもない。 それよりも、澪があんなに真剣な横顔で作ってくれたこれを台無しにしたくなかった。 気持ちは伝わっていたから、とにかく澪の頑張りを無駄にしたくなかったんだ。 いや、もっと単純で。 澪にそんな顔して欲しくなくて。 「――ごちそうさま」 私は言い放って、箸を置いた。 なんか恥ずかしかったけど、澪がどんな表情をしているか気になった。 私はゆっくりと澪を見る。 澪は。 「……律ぅ……」 目の端に水滴を溜めていた。 「ん、なんで泣くんだ……!?」 「……ぐす……うぅ……」 私は澪の前まで移動した。 「ご、ごめん……よくわかんないけど、ごめんな」 「……別に、ショックで泣いてるわけじゃ……」 「えっ?」 「……なんか、嬉しくて」 澪は服の袖で目元を拭いながら、笑った。 「……そっか」 それがわかったら、私も嬉しいや。 澪が笑うことが、私の喜びかもしれないんだからさ。 「ありがとう、律……」 かもじゃなくて、そうだった。 まだ会って、一週間のくせにさ。 もしかして、私。 私、澪のこと――。 ● 律に卵焼きを作ってあげたけど、調味料の量を間違えた。 律に食べてもらうんだって張り切ったのに、失敗するなんて馬鹿だ私。 でも、律はやっぱり優しかった。全部食べてくれた。 私は嬉しくて泣いてしまった。 人前で泣くのも、家族以外では律が初めてかもしれない。 泣き顔を見せられるほど気を許す人なんて、いなかったから。 私は、律に心を開いているのかな。 そんなこと今までなかったのに。 でも律が相手だと、私はどうしてか嬉しくなっちゃうんだ。 なんか、今までにないくらいリラックスできる。 家以外の場所で、あんな風に笑えるなんて。 お風呂を―― ■ 大学へ行く準備をしていると、お風呂から澪が出てきた。 貸してあげたタオルを体に巻いていた。そして頭にもタオルを被っている。 私は腕時計をはめながらその姿に衝撃を受けた。 「律、ドライヤーとかは……」 胸から下は全てタオルが隠してしまっているけれど、触れたら折れてしまいそうな細い肩や、鎖骨が妙に色っぽかった。 頭はタオルを被っていて表情しか見えないけれど、でもお風呂上がりの暖かい熱気が澪の顔を火照らしている。 「律?」 「……あ、えっ? な、何?」 「ドライヤーとか……くしとか、貸してくれないかな……?」 「あ、ああうん。わかった」 私はなんだか澪の体をジロジロ見ていた自分が恥ずかしくなって、逃げるようにドライヤーやくしが置いてある場所へ走った。 オーブンレンジのすぐ横だ。実家の部屋に置いておいた鏡もすぐ横に置いてあるので、いつもそこでセットしている。 ドライヤーをコンセントに繋げ澪に渡した。 「はい」 「あ、ありがと……」 「お風呂、どうだった?」 「うん。気持ちよかったよ。ありがとう」 澪は微笑んでくれた。 ドライヤーとくしを手渡した時、お風呂上がりのいい匂いが澪からした。 私が普段使ってるシャンプーとボディソープのはずなんだけど……どうして澪がそれを使うと自分と同じに感じないんだ? 澪の方が妙に色っぽいというか……なんか、ドキドキするのだけど。 「そっか、よかった」 「今、何時?」 「八時七分。ここから大学までは二十分だから、あと三十分は余裕はあるよ」 九時から講義開始である。準備や少しの余裕も考慮すると、八時三十分ぐらい出れば大丈夫そうだ。 「わかった……」 私は澪から離れて、部屋の中央のテーブルへ向かう。 鞄に講義で使う辞書や教材を詰め始めた。 しかし行動に頭が伴わなくて、実際チラチラと澪を見てしまっていた。 (……本当に、綺麗な髪だな) 澪の第一印象は、大体そんなものだったから。 とにかく、長くて綺麗な髪が目立つ。 そんな長い髪を、澪は丁寧に乾かしていく。 くしを使ったり、手で撫でるように。 私の準備の手が止まってしまっていた。 乾かしている最中の澪と、目が合う。 「律……?」 「な、なんでもない……」 昨日から、おかしい。 澪の体を意識する。 色っぽいだとか、体の線を見つめてる。 どうしたんだ私は。 澪の体だけじゃない。 澪がそこにいるってことに、なんだかすごくそわそわして落ち着けない。 「澪の髪って、すっごい綺麗だよな」 なんとなくそう言った。 これぐらいは別にいいかなと思った。 「えっ? そ、そうかな……」 澪は狼狽しながら髪を撫でた。ここから見ていても、指が髪に引っかからない。 さっと流れるような。 「でも長いと大変だよ」 「やっぱりいろいろやってるの? お手入れとか」 私は正直自分の髪なんてどうでも……と思いつつも、やっぱりどこか気になるのでお風呂の時に少し手入れはしている。 まあ髪の毛なんてどうでもいいんだけど……なんて言って見せるけど、やっぱり私は女の子なのだ。 逆に澪は長いし綺麗だ。枝毛なんかも全然なさそうだし、手入れ大変なんだろうな。 「……まあそれなりに」 「へえー……いいなあ。私も伸ばそっかな」 全然髪なんてどうでもいいと思って生きてきたけど、澪の髪を見てからはどうもそれじゃ微妙なのかなと思い始めてきている私がいる。 澪は、女の子らしかった。 私が自分の長い横髪を触っていると、澪は私に言った。 「律は――それでも十分、可愛いと思う、けど……」 「えっ――」 ドキっとした。 言った澪は澪で、顔を真っ赤にさせていて。 私はきっとそれ以上に、顔を真っ赤にさせていただろう。 耳が情報を遮断して、音が聞こえなくなって。 代わりに、跳ねるように心拍数を上げていく心臓の音だけがいやに響いた。 「わ、私着替えてくる……」 澪は逃げるように、お風呂場に入って行った。 私は硬直から解き放たれ、はーっと息を吐いた。 なんだよ今の雰囲気。 私は、澪が着替えに行ってくれたことに少しだけ安堵した。 ● お風呂にも入れてもらった。なんか申し訳なかった。 律が普段使ってるお風呂。他人のプライベートに踏み込んだ気がした。 やけにドキドキしたなあ。 律は、私の髪を褒めてくれるけど、律の髪もとっても綺麗だと思う。 短いのも似合ってるし、触ったらサラサラしてるんだろうなって。 可愛いよと言ったら、律は照れていた。可愛かった。 私は恥ずかしくなって逃げた。 大学はいつもと同じだった。 でも、先週よりは律とよく話す気がする。 まだ恥ずかしさとか、緊張も抜けきれないけど。 誰かと話すって、こんなに楽しかったんだなあ。 律は言った―― 11